YouTubeを始めた途端ヒットした話
YouTubeを始めた途端ヒットした理由を推理する。
談:『妻子・家なし・派遣46才ルーティン』
「いやあ、本当に何がいいんでしょうかね(笑)。最初の2、3本は人気の配信者を参考にして、顔も声も一切出さずにグルメ系の動画を作ったんです。
それが驚くほど再生されなくて。そこで『これは捨て身かつ全力でやらないと勝負できないな』と痛感しました。
けれど僕、冷静に考えたら捨てるものなんてないんですよね。だったらすべてをさらけ出してやろうと。
そこで『妻子・家なし・派遣46才ルーティン』という動画を出したところ、一気に再生回数や登録者数が跳ね上がったんです」
「悲壮感と底辺感が漂うタイトルにつられて、『生々しくて痛々しいおっさんの日常』を見たくて動画をクリックした人も多かったはずです。
でも、いざ動画を見てみると画面にはそこそこ人生を楽しんでいる中年がいる。
そんなどこにでもいそうな“等身大のおじさん”を身近に感じてほっこりしてくれた視聴者さんが多いみたいです」
動画のコメント欄を見ても、「親戚のおじさんの日常生活を見ているみたい」「父親と居間でくつろいでいるみたい」など、
世代も性別も超えて身近に感じている視聴者が多いようだ。
見事に乗った『妻子・家なし・派遣46才ルーティン』氏、今ではYouTube収入だけでサラリーマンの平均月収を優に超え、
今後は派遣から脱出して専業YouTuberになることを視野に入れているという。